【アニソン】残響散歌
2024年06月13日
秋:誰が袖に咲く幻花 ただそこに藍を落とした
派手に色を溶かす夜に 銀朱の月を添えて
佐:転がるように風を切って 躓くごとに強くなった
光も痛みも怒りも全部 抱きしめて
選ばれなければ選べばいい
二:声よ 轟け 夜のその向こうへ 涙で滲んでた
あんなに遠くの景色まで 響き渡れ
秋:何を奏でて?誰に届けたくて?不確かなままでいい
佐:どんなに暗い感情も どんなに長い葛藤も
二:歌と散れ
秋:残響
佐:ただ一人舞う千夜
秋:違えない帯(たい)を結べば
佐:派手な色も負かす様に
秋:深紅の香(か)こそあはれ
佐:この先どんなつらい時も 口先よりも胸を張って
抱いた夢の灯りを全部辿るだけ
秋:逃げ出すためここまで来たんじゃないだろ?
秋:選ばなければ 選べばいい
二:声をからして燃える花のように 闇間を照らしたら
秋:曖昧すぎる正解も譜面にして
佐:夜を数えて朝を描く様な 鮮やかな音を鳴らす
秋:どんなに深い後悔も
佐:どんなに高い限界も
二:掻き消して 残響